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2011年07月03日

羊水に守られた龍神の卵!?

 


  

  前の巫女ブログで、さざれ石近くで発見された「龍神の卵」について
 ご紹介させて頂いたかと思いますが、梅雨時期に降りつづいた雨が
 すり鉢状の穴に溜まり、また前とは違う雰囲気を醸し出しております。


  熊本よりおいで頂いた「日本巨石文化研究会」の先生によれば
 渦のあるすり鉢状の穴が『とぐろをまいた龍神』を表し
 その中にある卵型の石が『龍神の卵』
 そして、すり鉢状の穴に水が溜まり池のようになったものが、『龍神の胎盤』を表したと
 考えた場合、そこに溜まった水は 『羊水』 を意味するとのことです。
 現在は卵が池の水にすっかり沈んでいる状態のため、まさに先生のおしゃった通りに
 見ることができます。


  ただ上の写真でも分かります通り、今は梅雨明けをし雨が降りませんので
 上から落ちます水が止まってしまった為、水がすこしばかり濁っておりますが
 水が流れる時期になりますと、透き通る水に沈む『龍神の卵』をご覧になることができます。 
  また何のために『卵』を象徴として作ったのかについては『卵』は生命の再生を
 意味する為ではないかとの事でした。そのような事を考えながら拝見しますと、この場所が
 ますます神聖な場所に感じられます。


  龍神の卵については、今から日向市がしっかりした学術調査を行い
 その後研究者を招いてシンポジウムをし、 予に広くアピールをしていくことになっております。
  5千年の時を越えて、現代に甦った『龍神の卵』が私たちに何を語りかけようとしているのか
 ご報告ができますまで、皆様もどうか楽しみにお待ち下さいませ。


  また、無料情報誌「みちくさ」7月号にて、「龍神の卵」の紹介が掲載されておりますので
 ぜひ手に取ってご覧くださいませ。


                                      巫女:K