一の鳥居、取り壊しについて
先日18日に、長年地区のシンボルとして皆様に親しまれてきた
当神社「一の鳥居」の取り壊しが行われました。
工事が滞りなく安全に執り行なわれるようにと、宮司自ら安全祈願をした後
作業が開始されました。
昭和33年に江良町と曽根町の境に建てられてから、50年が過ぎコンクリートを覆う
モルタルが剥がれ落ちたり、ひびが入ってしまったりしていて、通行をする人や車に
非常に危険ではないのかということで、専門業者の調査結果も考慮した上、
この度皆様の安全を第一に考えました結果、鳥居の撤去にふみきらせて頂きました。
建設当時は周囲に建物が無く、田園風景が広がっていて、遠く離れた所では
塩見橋付近からも見ることができたということです。
つまり、その頃は鳥居を目印にして道を教えたり、地区の場所を指したりと
地域のシンボルとして使われたのではないかと想像することができます。
そのように皆様の生活に溶け込んでいたものが無くなってしまうことに寂しさを
感じてしまう方も多いかと存じますが、もしまた皆様の御協力が頂けましたら、
再建する日も来るかもしれません。それまでは皆様の思い出として残して頂けると
幸いでございます。
巫女:K