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2011年04月16日

ドラゴンボール(龍神の卵)か! 境内より古代遺跡の発見!

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ついこの間咲いた桜が、今では花を散らし、新緑を覗かせています。
季節が移り変わるのは、早いものです。

さて、先日、境内西側のさざれ石(神座)の前にあった、水溜りの土を退かす作業を宮司自ら、三日間にわたってしました(宮司は以前からこの場所が何となく気になっていたそうです)。

水を含んだ土を丁寧に取り除いていきますと、出てきたのは、すり鉢状の丸い穴(径2.5メートル・深さ1.5メートル)で、壁面には渦巻き状の線が刻まれており、そしてその底の部分には卵型の石(径が長い部分で1メートル、短いところは0.7メートルくらいあります)が座っていました。
これは自然にできたものではなく、明らかに人の手によりできたことが明白です。
宮司はさっそく熊本におられる日本巨石文化研究会の先生に伺ったところ、

「当時の信仰からして、おそらくすり鉢はラインから言っても龍であり、中心に置かれている石は龍の卵でしょう。
そして、それは今からさかのぼる事一万年前ぐらいの遺跡である可能性がありますよ」

とのこと。

近々、先生もおいでになり、本格的に調査をされるそうです。
当社では、八年前に境内拡張をした折にさざれ石が発見され、今回もまた新たな大発見となりそうで、調査の結果を今から楽しみにしております。

私も長年神社にお勤めさせていただいておりますが、次から次に驚かされるばかりです。

ドラゴンボール、皆様もぜひ、見においでくださいませ。

巫女:T

2011年04月01日

神社でのコンサート!!


  先月27日に当社でチェリスト吉川よしひろさんの奉納コンサートが
行われました。従来チェロは座って演奏致しますが、吉川さんは
立って演奏するという独特のスタイルをお持ちの方です。


 当日は夜7時から演奏が行われました。
聴こえるのは波の音だけという、大変静かな空間の中ということもあり、
社殿の中で演奏される音楽を純粋に楽しむ事ができました。


 演奏された曲は「茶つみ」・ホルスト作「木星」・「夏の思い出」
「アメイジンググレイス」など私たちも耳にしたことのある曲でした。
しかしアレンジが加えられており、まるで新しい音楽を耳にしているかのようでした。


 私が特に印象に残っていますのが「最上川 舟歌」という曲で
チェロを普通に演奏されるだけでなく、足元にある鈴を力強く鳴らしたり
発声を入れらたり、弦を直接弾いて演奏されたりと、
いろんな方法で表現されますので、私だけでなくお聞きに来ている方々も
目を凝らしてご覧になっていらっしゃいました。
とても一人で演奏されているとは思えない迫力には圧倒されてしまいました。


 またリクエストにも快く答えて下さり、「うみゆかば」・映画「ニューシネマパラダイス」
より一部分演奏して頂きました。「うみゆかば」は演奏前に宮司より特攻隊で行かれた
方々のお話があり、より深く曲の内容に感じ入ることができました。


  聴きに来られた方々は「生の演奏をこんな贅沢な空間で聴く事ができて
感動した。」とおっしられてました。私ももう三度目になりますが、何度聴いても
違う感動で胸がいっぱいになります。


  吉川よしひろさん、お忙しい中本当にありがとうございました。
  ぜひ、またお越しくださいませ。心よりお待ち申しております。

                                       巫女:K