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例大祭を終えて

 立冬も過ぎ、冬の足音が近付いて参りました。
季節の変わり目は体調を崩しやすいので、皆様お気を付け下さいませ。

 さて、私8月中旬より大御神社で仕女としてお仕えさせて頂くことになりました。
私は以前より十数年、舞姫として神社で神楽を奉納して参りました。
現在は舞手から離れて舞姫の指導をしております。
早速8月末に5日間、神楽の指導者として更に向上するべく、東京へ研修に行って参りました。
理事の先生方から、巫女舞の基礎からを徹底的に御指導頂き、私自身も新たな気持ちで舞と向き合うことが出来たように思います。

 先の10月25日(土)は大御神社の例大祭・宵祭りが行われました。
例年より1時間早い17時開始でしたが、天候にも恵まれ、例年通り県内外から1600名程の参拝の方々がおいでになられました。
私はこれまで奉納する側でしたが、初めて運営する側となり、舞の仕上げやお祭りの準備で嵐のような日々を過ごしましたが、あっという間の2ヶ月だったように思います。
しかし、当日に宮司舞・神楽11番・巫女舞・天翔獅子の優雅でにぎやかな舞をじっくりご覧になられ、餅まきで体を動かし、ぜんざい・甘酒の振る舞いに舌鼓を打たれている笑顔の皆様を見て、新たな感動を覚えることが出来ました。

 翌26日(日)には御神幸祭がありました。
私も、厄年会の御神輿と共に各御旅所で神楽を奉納する小中学生の男の子・女の子と一緒に巡幸させて頂きました。
子ども達はお父様方の担ぐ御神輿について、朝9時から16時まで約15㎞を共にし、10カ所の御旅所で一生懸命練習した神楽を奉納してくれました。
とても10回も舞ったとは思えないほど最後まで元気いっぱいで、私を含め厄年・役員の方々も元気を分けてもらえたようでございました。

 また、その日の18時からは境内にてヴァイオリニスト・古澤巌さんの奉納コンサートも行われました。
私は初めて屋外でのコンサートを聴きましたが、ヴァイオリン・チェロ・ピアノの音に加え、波の音や風の音、そして光が織りなす何とも言えない幻想的な雰囲気に、すっかり心を奪われてしまいました。
古澤さんはじめ、演奏をして下さった皆様、本当にありがとうございました。

 今年の宵祭り・御神幸祭で、初めて巫女舞の指導をする立場となりましたが、まだまだ未熟な私は不安でいっぱいでございました。
しかし、小学生から社会人まで舞姫たちの思いは同じく「美しい舞で皆を感動させたい」一心ですので、私はその思いに寄り添い、手助けをすることだなと改めて実感致しました。
 今後の大御神社の発展に向けて、私自身精一杯精進して参りますので、皆様どうか温かい目でお見守り下さいませ。

仕女:S

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コメント

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