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2013年05月30日

武内先生による講演会が行われました

ニュースで梅雨入りが宣言されて、しとしとと小雨の降る日が多くなってきた気がいたします。
長雨の時期は体調を崩しやすいとお聞きします。皆様も食中毒など体調管理にお気を付け下さいませ。

さて、先日5月19日に以前巫女便りでもお伝えいたしました「悠久の一万年、巨石文化が明かす超古代日本」第一回
講師に武内一忠先生をお迎えしての約2時間の講演が当社の祖霊殿で行われました



全5回を予定している内の初回の今回は、「九州阿蘇を中心とする古代巨石文化とペトログリフ」と銘打ちまして
日本における神道の歴史と海外の文化の密接な関わりや、先生の専門であるペトログリフのなりたち等を解説して頂きました



参加されていた方々もとても興味深そうにお話に耳を傾け、講演の最後には質疑応答の時間に手を挙げて
先生に質問をしていたりと、とても実りのある時間を過ごす事ができたように思えます。


「悠久の一万年、巨石文化が明かす超古代日本」
      ~世界を駆けた古代日本の海洋民族たち~

の講演会はあと4回を予定しており、以降は

・第2回 「古代シュメールの神々から旧約聖書まで」                   
 6月16日(日)15時
・第3回 「日本の中にある、森の民ケルト・先史ヨーロッパの森の文化と祭り」    
 7月7日(日) 15時
・第4回 「日本の古代史の中にある世界の民族と歴史」                 
 8月18日(日)15時
・第5回 「世界を変えた縄文中期の日本・地球温暖化による文明崩壊と龍神信仰」 
 9月15日(日)15時

上記の日時に開催致します

場所は初回と同じく祖霊殿で行われ、参加費は無料となっております。
お問い合わせは、(0982)52-3406もしくはinfo@oomijinja.jpまでお願い致します

私自身、とても興味深いお話ばかりで次回の講演もとても楽しみにしております
初回お越し頂けなかった方も、もし興味のある方は是非参加されてみてはいかがでしょうか。

皆様の参加、心よりお待ち申し上げております

巫女:N

2013年05月02日

御神殿屋根の銅板葺き替えが終了いたしました。

ゴールデンウィークに入りまして、家族連れの方を中心に境内は賑わいを見せております。
天気の良い日は、気持ちの良い海風を感じながら歩いていらっしゃる皆様の姿を拝見することで
私自身も晴れやかな気持ちを感じております。


 さて2月より始まりました銅版屋根の葺き替えが、約3カ月の工事期間を経て4月末に完了致しました。
ひとえに長い間、皆様が当社にお気持ちを御寄付頂いたお陰でございます。誠に有難く存じます。
きっと天照大御神様にもお気持ちが届いたことでしょう。


 写真をご覧になって頂きますと分かるかと思いますが、まだ葺き替えて間もないのですが
銅版の色がすでに赤茶色に落ち着いております。葺き替えてすぐはピカピカしておりましたが
一雨きた翌日には色が変わってしまいました。やはり当社が海に面している為、塩害の影響を
すごく受けやすいからのようです。工事を受けおった会社の職人さんも驚かれていました。
私も、もう少し長くきれいな銅版を見ていたかった気も致しますが、自然の力の前では
どうすることもできませんね。


 今回は前と違う所もございまして、まず鰹木(総数28本)の太さが2回りほど大きくなりました。
一番に思いますのがやはり迫力が違います。いっそう神社全体の雰囲気に重みがでたような気が
致します。バランス的に見てもちょうど良く感じられるかと思います。
 また、本殿の鰹木・千木の金箔の金物を取り換えてございますので、キラキラ光っており
神様がいらっしゃる場所として特別な存在感を出しております。
 全体的に作りを柔らかく丸みを持たせる事で、女性の神様のいらっしゃる雰囲気をイメージしたと
職人さんがおしゃっていました。明らかに変わったとは分からないのですが、よくご覧になっていた方は
お気づきになるのではないでしょうか。


  なかなか文章や写真では伝わりづらいかと存じますので、ぜひ実際に足をお運び頂きご自分の目で
お確か下さいませ。また新たな発見があるかもしれません。


                                                        巫女:K