見知らぬ男女が出会い、結婚をして一生をともにすることを、古来私たちは「むすびのかみ」のはたらきと考えてきました。ひとつの縁がむすばれ、新しい生命が誕生し、つぎつぎと家や郷土が生成発展していくことに、私たちは不思議な「神々のはたらき」を感じてきました。
結婚式は、新郎新婦にとり大きな喜びであり厳粛な人生の門出であります。神さまのはからいにより、結ばれたことに感謝するとともに、長い一生を互に尊敬しながら平和な家庭をつくりあげ、子孫の繁栄をはかって行くことを神前に誓います。