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2014年05月25日

龍宮『鵜戸神社』へご案内

朝と夜の寒暖差の激しい日々が続いております
皆様いかがお過ごしでしょうか?

大御神社には3つの名物がありますが、今回はその内の一つである昇り龍のシルエットが見える龍宮、『鵜戸神社(うどじんじゃ)』をご案内しようと思います

大御神社正面の鳥居をくぐりぬけて、海をご覧いただきながら参道を進んで行くと、左手の方に看板と緑のトンネルの中に石段がございます

爽やかな木々を潜って道を上がり、つきあたりを左に進んで参りましょう
途中に、海の中に佇む亀岩をご覧いただける展望台がございます

そこをさらに進み、石の鳥居を潜ると岩肌に面した少し急な階段があります。ここを降りた先に鵜戸神社がございます
こちらの階段は短いですが、所によって急で段が高くなっております。降りられる際は右にある手すりをしっかりと握って一歩一歩ゆっくりと降りていって下さいませ

階段の途中で顔を上げて頂くと、鵜戸神社のある巨大な縦穴の洞窟が見えてまいります

鵜戸とは、『内部が空洞になった場所』という意味がございます
その名前の通り、鵜戸神社は海に面した高さ25メートル、奥行き40メートルの巨大な縦穴の洞窟の中にある神社です


中は夏でもひんやりと涼しく、岩肌からは山からの湧水がぽたりぽたりとたれております
この神秘的な洞窟の奥に鵜戸神社の社殿がございます

洞窟の一番奥のこちらの社殿、向かって左側の足元にこちらのような看板がございます

社殿を背に看板がある場所に立って、海の方をご覧頂くと…

このように岩と岩との間に見事な昇り龍のシルエットが現れました
こちらのシルエットは、約五千年前の縄文時代に実際に人間の手で掘られたもので、
遠い昔この地域に龍神信仰が行われていた痕跡だと言われております

洞窟の正面は綺麗な海の海岸になっています
縄文時代の方々も、この美しい海を望みながら龍神様に祈りをささげていたのでしょうか

鵜戸神社の御祭神は

鸕鶿草葺不合命(ウガヤフキアヘズノミコト)
彦火瓊々杵命(ヒコホノニニギノミコト)
彦火々出見命(ヒコホホデミノミコト)
豊玉姫命(トヨタマヒメノミコト)
塩筒々大神(シオツツノオオカミ)

の五柱を御祭神として奉納しております

ご利益は安産、航海安全、交通安全、厄難消除、事業繁栄でございます


大御神社にご参拝頂く際、是非ご一緒に訪れてみてくださいませ

巫女:N