宵祭り・御神幸祭が行われました
10月23日は当神社で宵祭りが行われました。
この日は朝からお天気が悪く、雨が降ったり止んだりを
繰り返し、誰もが今日の宵祭りは中止になるのではないかと
心配しておりました。お客様からのお問い合わせのお電話も
朝から大変多く、巫女も対応に追われておりました。
しかし、あれだけ降っておりました雨がなんと開始時間前には
すっかり止んでしまいました。
お祭りに来られていた方のお話によると、「神社の上にあった
うっそうとした雲が、風の神様のお力によって山の向こうに
追いやられていく様子を目の当たりにしました。」とのことでした。
さすが太陽神・天照皇大御神様がご祭神の神社であると
再認識いたしました。また宵祭りに思いを寄せる皆様の
強い祈りが天に通じたのだと感じました。
そんな中定刻通り、宵祭りは開始致しました。
まず拝殿にて神事が執り行われた後、
特設ステージでは巫女舞、宮司舞、神楽11番、天翔獅子の
奉納がございました。毎年、目玉となっております天翔獅子を
初めてご覧になった方は「こんなに躍動感を感じる獅子の舞を
見たのは初めてです。というお言葉を頂きました。
また、天翔獅子の舞が始まりますと、まるで祝福するかのように
それまで隠れていた、まんまるお月様が顔を出されたということが
なんとも不思議でなりません。
私達巫女も離れた所からからではありましたが、皆様のわぁ~!
という歓声から十分に舞台の様子を感じることができました。
直前まではどうなるか分からないといったお天気にもかかわらず
今年も県内外からたくさんの方にお越し頂きました。
わざわざ泊まりがけで来られる方がいらっしゃるということで、
どれだけ当神社の宵祭りを楽しみにして頂いているのかと思いますと、
本当に感謝の気持ちで胸がいっぱいになります。
明けまして翌日24日、この日は一日中お清めの雨が降り続く中での
御神幸祭となりました。お神輿は日知屋・本郷地区を練り歩きました。
その距離は全長14kmにもおよぶそうです。私はお神輿が帰って参りました際に
神社におりましたが、厄年会の皆様が最後まで大きな掛け声を出しお互いを励まし合う
お姿が印象的でした。厄年会の皆様、雨の中本当にお疲れ様でございました。
秋の例大祭が無事に終わりましたのも、日頃より支えて下さる皆様のお陰かと存じます。
またスッタフ一同気を引き締めて神社での業務に取り組みたいと思います。
どうぞこれからもよろしくお願い致します。
巫女:K