« 2010年05月 | メイン | 2010年07月 »

2010年06月26日

参道の土手伐採

 


梅雨入りし、激しい雨が続いたり、晴れてみたりと複雑な天気の毎日ですね。

雨の間は口蹄疫の作業も思うように進まず、消毒箇所にいる方などは雨にうたれながら
誘導され、大変な姿を目にしておりましたが、少しづつ良い報告も聞こえてまいりました。


「台風の時には、ここは海が近いから怖いでしょう…?」とよく問い掛けられます。

「私達巫女は、津波の時には間に合わないでしょうが…、
 台風の時には避難させていただいてます!」とお答えしておりました。

ですが、最近参道の土手が少し危うくなってまいりました。

大雨が降ると少しづつ山の斜面が弛み、海からの強い風が木々を揺らすので
木の根が岩を押し上げ、土砂が崩れ危険な時が幾度かありました。

これは参拝される方が怪我をされると申し訳ないと、参道の木々の伐採を始めております。
片側を切ってみると、光が入り大変明るくなりました。
朝、光が差し込む参道を見ていると、やっぱり大御神社は天照大御神様だな。と改めて感じます。

もう片側は日向市の管轄の為、しばらく時間が必要なようですが、
9月にはきちんと整備されるようでございます。
          
                                  巫女:M

2010年06月17日

梅雨の季節になりました

 先日、気象庁より梅雨入りが発表されました。曇りや雨の日が多くなり、つい気分まで
落ち込んでしまいがちとなりますが、農作物などには恵の雨となります。私たちにとっても
水という資源は生活になくてはならないものです。


 しばらくは、鬱陶しく感じる日々が続きますが、雨の風情を感じながら毎日を送られると
またいつもと違う風景に気づかれることでしょう。


 例えば、この季節といえば紫陽花が道沿いに彩を与えています。良く見ると小さな花が
集まり円形に並んでいる姿は、なんともいえない可愛らしさがあります。
 同じ紫色でも微妙に違うグラデーションは私達の目を引きます。


 雨の日も傘に当たる雨音を聞きながら、お散歩されるのもよろしいかもしれませんね。


 最近、県内では口蹄疫感染の終息が見えず、いろいろと心を痛めることも多いかと
存じますが、こんなときだからこそ少し視点を変え前向きに、小さなことにも感謝を忘れずに
過ごすことで、心に余裕を持つことができるのではないかと思います。

                                           
                                            巫女:K

 

2010年06月09日

新さざれ石御守

tb1.jpg


初夏を過ぎ、夏らしい暑さを感じるようになりました。
神社では、気の早いセミがもう鳴いています。

以前(2009年8月26日)巫女便りのほうでご紹介させていただきました『さざれ石御守』でございますが、
「地名を入れたほうがいいのでは」
というご指摘をいただきまして、宮崎県日向市という地名とふりがなをいれ、新たに作り直しました。
新しく出来上がったものを見ますと、確かに今までのものは、どこのさざれ石であるかというインパクトが弱かったかもしれません。
これで、宮崎県の日向市に日本最大級のさざれ石があるということがまた広まることでしょう。

こういったお客様の立場からのご意見というものは、当事者にとって気づかされることも多く、とても大事なものなのですね。
今回の事でその大切さを改めて感じました。

巫女:T