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2009年03月26日

春が来ました

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桜の開花宣言が聞かれるようになりました。
ここ数日の暖かさで、大御神社入り口の桜も満開になり、訪れる人々を楽しませてくれています。
当神社は毎日のように、バスが入り、慌しくしておりますが、つい一昨日も広島から2台、大分から1台、あわせて120名ほどの参拝がございました。
いつものように宮司の説明のあと国歌「君が代」の大合唱がお守り所まで聞こえてまいりました。
抜けるような青空と穏やかな海の青さが相まって実に清々しい朝です。

ところで、今日の28日には大御神社ご神田でお田植え祭が行われます。
朝10時に、庄手区にある田んぼに神社役員と地域の親子会のみなさんが集合し、神事のあと宮司もみなさんとともに、一時間あまりではありますが、心を込めて手植えをしていきます。

最近では、土地開発が進み、実際に稲が育つのを間近で見る機会が減ってきました。
お田植え祭を通して、子供たちにとってよい体験となるのではないかと思います。
今年も天候に恵まれ、豊作でありますように、心から祈るところです。

巫女:T


2009年03月17日

チェリスト吉川よしひろ奉納コンサート!

 


3月15日(日)の19時より社殿にて、世界的に活躍する
日本で唯一のJAZZチェリスト「吉川(きっかわ)よしひろ」さんによる
チェロの演奏が奉納されました。

吉川さんは、山形県鶴岡市出身でニューヨークを活動拠点に独特の五弦チェロを
自在に操り、世界各地で活動されている方で
平成18年にご参拝いただいた折ご縁をいただき、平成19年2月3日に
第一回目(祖霊殿にて)の演奏の奉納、今回は「ぜひ神さまのお近くで」
との申し出があり、社殿の中にて第二回目の演奏となりました。

大御神社の海にちなんで、童謡「海」・ジャズ・クラッシック・子守唄など
幅広いジャンルの音楽を奏でていただき、また急遽宮司の希望により
「海ゆかば」をリクエスト!!即興にもかかわらず素晴らしい演奏に
感激し神主2人とも涙を流しておりました。

私ども巫女も生の演奏を初めて近くで聞く事ができ、大変貴重な体験をさせていただいて
目で楽しみ、耳と心に残る優しいチェロに、神秘的な雰囲気の中とても癒されました。
気が付くとすっかりクラッシックの「カノン」に心を奪われておりました!

私どももですが、神さまも大変お慶びになられたのではないでしょうか。

吉川様、本当にありがとうございました。
今後のご活躍を心よりお祈り申し上げます。
来年もまたお待ちしております。
巫女:M

2009年03月09日

感謝の気持ち

  しばらくしますと、春分の日(3月20日)でございます。
 春分は昼と夜の長さが同じになることで有名ですね。

 さて、昔より人々はこの日に春の訪れをお祝いすると同時に
 祖先に感謝をするお祭りを行っていたそうです。
 明治時代に春分の中日を「春季皇霊祭」と定め、宮中において祖先を
 祭る日としたのをきっかけに一般市民の間にも広がり、その後1948年に 
 「自然を称え、将来のために努力する日」と法律で定められ現在の春分の日と
 なったということです。

 当社でも今月の20、22日は春季霊祭が行われます。今、私達がこのように
 存在できるのも祖先の方々が大変な苦労をされながらも生き抜いてこられた
 おかげでございます。敬い、感謝する心を決して忘れてはなりませんね。
 
 大変な世の中ではありますがこんな時代だからこそ、人の心というものを大切に
 したいものです。
                              巫女:K                
 

2009年03月02日

雛祭り

コピー ~ mikoT.JPG 境内の隅に咲いていました。

一雨ごとに暖かくなってきました。
桜の蕾も日に日に膨らんでいます。
ようやく春の到来です。

さて、明日3月3日は「桃の節句(雛祭り)」です。
一般的に

雛人形と桃の花を飾って、白酒などの飲食を楽しむ節句祭りですが。
元は季節の節目の身の穢れを祓う儀式だったようで、それが後に子供の人形遊びと融合したそうです。

雛祭りとしては、いつ頃から始まったのか判然とはしていないものの、今も昔も親が子の健やかな成長を願うのは、いつの時代も変わらないようです。

またその土地によって雛人形の飾り方、飾るものも様々なようで、他の土地に出向き雛人形を見比べてみるのも趣があって楽しいかもしれませんね。

巫女:T